
高齢者は、運転免許の更新のときに「高齢者講習」を受講する必要があるそうだよ。
ところで、「高齢者講習って何?」と、免許の更新に関して心配になってる高齢者の方が増えてるんだそうです。
高齢者講習は、その内容がイマイチよくわからないのも、高齢者が心配になる要因だと思いますね。
昔は必要なかったんですが、現在では「70歳以上の方は免許更新のときに高齢者講習等」を受けないといけないんですよね。
それでは最初に、「高齢者講習とは?」から確認していきましょう!

介護経験20年で現役ケアマネジャーの、「介護ガール」がシンプルに解説しますね!
【介護ガール・保有資格】
- ケアマネジャー
- 介護福祉士
高齢者講習とは?
「高齢者講習」とは、運転免許の更新のときに必要になる「安全運転」のための講習になります。
高齢者講習は以下の2種類があります。
- 高齢者講習2時間
- 高齢者講習3時間
少し不思議な感じがすると思いますが、特別に難しく考えることはありません。
「2時間の講習」と「3時間の講習」に分けられてるだけですからね!
年齢で分けると理解しやすい
実は、高齢者講習は年齢で分けると理解しやすいんです。
おさらいしますが、高齢者講習を受ける必要があるのは70歳以上の方でしたよね!
- 70歳~74歳 高齢者講習2時間
- 75歳以上 高齢者講習2時間か3時間
70歳~74歳が運転免許の更新するときは「高齢者講習2時間」になります。
75歳以上の方は、「認知機能検査」によって、高齢者講習2時間か3時間のどちらかに振り分けられます。

それでは次に、高齢者講習2時間と3時間の内容について確認しましょう!
高齢者講習の内容
高齢者講習2時間の内容
高齢者講習2時間の内容は以下になります。
- 安全運転・交通ルールに関する知識を再確認
- 動体視力・夜間視力と視野を測定
- 実際に運転して、必要があればアドバイスを受ける
- 高齢者講習3時間の内容
高齢者講習3時間
高齢者講習3時間の内容は以下になります。
- 安全運転・交通ルールに関する知識を再確認
- 動体視力・夜間視力と視野を測定
- 実際に運転して、必要があればアドバイスを受ける
- 運転に関する個人指導

つまり、高齢者講習3時間の内容は、「高齢者講習2時間の内容+運転に関する個人指導」になるんですよ!
予約が取れないと面倒だからご注意を!
高齢者講習は自動車学校で実施されるので、「高齢者講習のお知らせハガキ」が届いたら早めの予約をおすすめします。
と言うのも、教習所の少ない地域では予約が取りにくくなるんだそうです。
都会は人が多いから予約が埋まり、田舎は自動車教習所が少ないからですね。
他の自動車教習所を案内してくれる都道府県もある
一部の都道府県では「空いてる自動車教習所」を案内してくれるところもあるようです。
一部の地域では混み合っている自動車教習所があり、ご希望の予約がとれない場合があります。ご不便をお掛けいたしますが、この場合は、比較的空いている他の自動車教習所を案内させていただきますので、案内された自動車教習所での受講をお願いします。
出典元:「更新手続き」大阪府警察
ただし、近所の自動車教習所とは限らないですもんね。
早めに予約をしたほうが良さそうですね!

高齢者ドライバーの事故が年々増えているので、車の運転に十分お気をつけ下さいね!
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