高齢者は誤嚥性肺炎に注意!症状や原因を知って予防に役立て下さいね

高齢者になるほど気を付けないといけない病気に「肺炎」があります。

実は、高齢者の方が亡くなる原因の1つに「肺炎」が多いんです。

 

日本人の3大死因は「がん・心疾患・脳疾患」と言われていますね。

しかし、70歳以上になると「肺炎」が3大死因に追加されるんです。

 

ですので、高齢者ほど肺炎に注意しないといけないんですよね。

そんな肺炎の中でも高齢者の方に特に気を付けてほしいのが、「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」になります。

 

と言うのも、この誤嚥性肺炎は「予防することが可能」だからです。

それでは最初に、「高齢者に多い誤嚥性肺炎とは?」から確認していきましょう!

介護ガール
介護ガール

介護経験20年で現役ケアマネジャーの、「介護ガール」がシンプルに解説しますね!

 

【介護ガール・保有資格】

  • ケアマネジャー
  • 介護福祉士

 

高齢者に多い誤嚥性肺炎とは?

誤嚥性肺炎を理解するために、先に知ってほしい言葉があります。それが嚥下(えんげ)になります。

嚥下とは、「口の中にある食べ物を飲み込む」を言います。

 

誤嚥とは、口の中にある食べ物を「間違た場所」に飲み込むことになりますね。

 

誤嚥性肺炎とは?

誤嚥性肺炎とは、食べ物などが「間違って肺に入り込む」ことによって引き起こされる肺炎のことです。

高齢者になると「本来は食道を通過して胃」に届かないといけない食べ物や飲み物が、誤って肺に入り込む傾向が高くなります。

 

人が物を食べたり飲んだりすると、「食道→胃」に食物は流れ込むのが一般的だよね!

介護くん
介護くん

喉の奥の方で「食道と気管の通路」が分かれるんだけど、高齢者になるほど「間違った通路」に食事が流れ込むんです。

 

誤嚥性肺炎の原因は細菌

誤嚥性肺炎の原因は、間違って肺に入り込んできた「食物に付着した細菌」だと言われています。

食事などが誤って肺に到達したとき、「口の中の細菌も同時」に肺の中に入り込んでしまうんですよね。

 

その細菌が肺の中で増殖して肺炎を引き起こすんです!

入れ歯が「誤嚥性肺炎を引き起こす可能性」もあると歯医者さんが言ってたよ。

 

入れ歯は細菌が付着しやすいので、毎日しっかりと洗浄してあげて下さいね!

 

代表的な症状は?

誤嚥性肺炎の代表的な症状は以下になります。

発熱、咳、膿のような痰が肺炎の典型的な症状です。

しかしこれらの症状がなく、なんとなく元気がない、食欲がない、のどがゴロゴロとなる、などの非特異的な症状のみがみられることが多いのが誤嚥性肺炎の特徴です。

出典元:「呼吸器の病気」日本呼吸器学会

 

異変を感じ取ろう!

高齢者の方は、誤嚥性肺炎の「典型的な症状」がでないこともあります。

ですので、「普段との違い」に注意することが大事ですね。

 

介護くん
介護くん

食事中にムセたり咳き込んだりして、「誤嚥性肺炎が疑われるとき」は全身状態を意識しながら観察を続けてあげて下さいね!

 

高齢者の誤嚥性肺炎の予防方法

高齢者の誤嚥性肺炎の予防方法は以下になります。

  • 口腔ケア
  • 口腔体操
  • 誤嚥予防

 

口腔ケア

高齢者の誤嚥性肺炎の予防方法で、大事なことが「口腔ケア」になります。

口腔ケアとは、「歯磨きやうがいを」することで口内を清潔に保つ方法になります。

 

口の中の細菌が引き起こすのが誤嚥性肺炎ですので、「口の中の細菌」を減らせば発症の確率を下げることができますよね!

 

口腔体操

高齢者になると飲み込む力が弱くなり、「むせたり・ひっかかったり」することが増えます。

それを補うのに最適なのが、お口の筋肉を鍛える「口腔体操」になります。

 

口腔体操には以下のメリットがあると言われています。

  • 食べるために必要な筋肉を刺激する
  • 口や頬を動かして唾液が出やすくなる
  • 唾液が出ることで飲み込みやすくなる

 

介護くん
介護くん

口腔体操は食事の前に行うと効果的だよね!

 

誤嚥予防

誤嚥を予防するためには以下が大事になります。

  • 飲み込みやすい食品や形態のものを用意する
  • 一口で食べる量を少量にする
  • 食事姿勢に気をつける(後屈にならないように等)

 

食事の後、すぐに横になると胃液が逆流することがあるため、「30分ほど起きている」ようにすることも大事ですね。

高齢者になると、唾液の分泌が低下して「お口が乾燥」しがちなんです。

 

唾液には殺菌作用や浄化作用があって、お口の中を綺麗に保つための重要な役割を果たしているんですよね。

介護ガール
介護ガール

誤嚥性肺炎で最重要なことは「予防」になります。食事の前には、「積極的に口腔体操」してあげて下さいね!

コメント